2011年5月21日土曜日

CDチャリティー販売の途中経過報告

モックヒル・レコード義援金プロジェクト、CDチャリティー販売の途中経過報告です。
モックヒルレコードは、サキソフォビアと岩手県一関市の子供たちが共演したCD「世界中のこどもたちが」を150枚限定で売上げの100%を義援金として寄付するキャンペーンを行っていました。反響は大きく、開始当初は発送に追われる毎日でした。このキャンペーンは4月いっぱいということにしていましたが4月末日の時点で150枚にあと数枚という状況でしたので、どうせならということで150枚に達するまで期限を延ばし、5月に入りしばらくしてから150枚に達しました。売り上げ金額150枚分(¥1500×150枚=¥225,000)は、お約束通り日本赤十字社に寄付させていただきました。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました

CDを買って下さった方から「こどもたちの声に元気をもらいました」、「素晴らしくて涙がでました」、「サックスのやさしい音色に癒されました」などと、たくさんの嬉しい感想をいただきました。そもそもこのチャリティー販売を始めたのは、もちろん被災した方々のために何かしたいという気持ちからでしたが、それとともにこのCDをたくさんの人に聴いてもらいたい、というのも大きな理由でした。被災地の惨状を目にするにつけどうしようもない気持ちに押しつぶされそうになり、言いようのない無力感に打ちのめされそうになっていた時、このCDの子供たちの歌声にものすごく励まされ、新沢としひこさんの歌詞に力をもらい、中川ひろたかさんのメロディーに癒された自分があったのです。そして手前味噌にもなりますが、子供たちの純粋さに必死に向き合っているサキソフォビアの演奏がすごく良いのです。こんなときこそ一人でも多くの人にこのアルバムを聴いてもらいたいと思いました。その気持ちは今も変わりません。復興にむけて新たな価値観をもつべきときにこのCDはなにか意味をもつんじゃないかと思いました。未曾有の困難を前に右往左往する政治、既得権益を守ることに腐心する者たちもふくめたすべての大人たちにこそ、この子供たちのまっすぐな歌声を聴いてほしいと思います。
ということでこのキャンペーンはまだまだ続けます。復興にはこれから長い道のりが続きます。持続可能な形で続けて行くことが大切と考えますので、ここからは無理のない数字に変えてチャリティーを続けます。今後は売り上げの1/3、つまり1枚あたり¥500を義援金とします。寄付先は当面、このCDの全てのうたの作曲者である中川ひろたかさんが立ち上げた「みんなともだちプロジェクト」とします。
引き続き支援へのご協力、よろしくお願いいたします。

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