2011年4月3日日曜日

震災チャリティーJAZZライブ報告


3/27(日)に川崎市アートセンターで行われた、震災チャリティーJAZZライブの報告です。
主催は「東北関東大震災チャリティーJAZZライブ有志ミュージシャン」(事務局:モックヒルレコード)、開催決定から実施までが約1週間という短期間であったにもかかわらず、40人近いミュージシャンが駆けつけて、大勢のお客さんが集まって、盛大なイベントとなりました。
総額\1,107,137の義援金を集めることが出来ました。全額を日本赤十字社に振り込みました。

払込受領書

寄付をいただいたお客さん、集まってくれたミュージシャン、会場の提供を即座にOKいただき多大なご協力をいただいた「川崎市アートセンター」、募金・誘導・webサイト作成・UST配信など様々なかたちで働いて下さったボランティア・スタッフの皆さん、心のこもった差し入れを下さった方々、
本当にありがとうございました!!

今回のイベントは、お金を一切かけない、募金の全てを義援金に回す、ということを徹底したのでミュージシャンやスタッフは交通費・駐車場代などももちろん各自持ちでした。
一番気になったのは、午前に始まる1部と、午後の2部のあいだにお昼時がはさまると言うことでした。集まってくれるミュージシャンやスタッフにせめて食べ物や飲み物くらいは提供したい、しかしお金はかけられない。そんな中、たくさんの方から「なにか力になれることはないですか?」というお申し出をいただき、それではということで「食べ物の差し入れ(特に手作り)お願いします」というお願いをしましたところ、本当に沢山の心のこもった差し入れをいただきました。そのおかげで演奏の合間の控え室は様々な美味しい食べ物・飲み物で溢れ、さながらピクニックのような楽しい雰囲気につつまれ、和やかさいっぱいでした。

ミュージシャンもお客さんも、被災地の方々の為に何か出来ることをしたい、という思いで集まり、それは義援金というかたちで結実しました。その一方で実はお客さんもミュージシャンも被災地からは離れていても様々な形で不安やストレスに疲労を蓄積していたと思います。
来ていただいたお客さんから「緊張していた体がほぐれた気がする」、「楽しむという感覚から遠ざかっていたのが久しぶりに楽しめた」といった声をたくさんいただきました。
ミュージシャンからも「なんか楽しかった」、「元気がでた」という声が多数聞かれました。
お客さんは演奏を聴くことによって、ミュージシャンは演奏することによって、自分が癒されていたという面もあったみたいです。

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演奏者もお客さんも楽しく和やかな雰囲気。

bokinbako.jpg
募金中。

everybody
終演後のミュージシャン。

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