2014年3月29日土曜日

MIYANOUE-OKA QUARTET / ライブ・イン・メヒコ

“オフィシャル・ブートレグ・シリーズ”の第二弾「MIYANOUE-OKA QUARTET/LIVE IN MEXICO」、3/30発売です!
日本ジャズギター界の重鎮、宮之上貴昭氏と一緒に2013年夏にメキシコシティーのジャズクラブ「ブルーモンク」で行ったライブを収めた2枚組のアルバム。地元メキシコのトップベース奏者アグスティン・ベルナルと、チリ出身メキシコ在住のドラマー、ガブリエル・プエンテスとの「日本ーラテンアメリカ混成バンド」での、のびのびと楽しいインタープレーが収録されています。
ワンポイント・ステレオ・マイクで、カセットに録音された臨場感とアナログ感たっぷりの音もゴキゲンですよ〜。はるばるメキシコまで「デンスケ」持っていって良かったぁ(^O^)

「LIVE IN MEXICO」MH-1119 定価¥3,000(税抜き)

2013年7月8日月曜日

酒井俊『四丁目の犬』再発

人々の心にダイレクト響く歌声で、常にリアリティー溢れる音楽活動を続けている「真の歌い手」、酒井俊さんの2001年の名作『四丁目の犬』、しばらく絶版状態になっていましたが、この度モックヒルレコードより再発の運びとなりました。ジャケット画をbar chit chatの店主でもある渕上レイ氏が新たに描きおろしてくれました。クラフト紙ジャケット仕様で、レイ君の「ちょっとこわくて昭和な」絵が最高です。内容は「いわずもがな」の素晴らしさ。この機会に是非より多くの人に聴いてもらいたいです。以下、私がモックヒルレコードからこのアルバムを再発したいとおもった心境を綴ったライナーノート文です。 

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僕は2000年にライブ録音されたこのアルバムが大好きで、聴くたびに俊さんの歌声に魅了されてしまい、さらにこの変則的な編成でこれだけのツワモノを集めて、こんな音楽をつくってしまうそのバンドリーダーぶりに舌を巻いていたのでした。この作品は、俊さんがミュージック・ディレクションを初めて自身で手がけるようになったものの一つで、その意味で最新作『螺旋階段な日常』(2012)につながる作品でもあるわけです。時が流れるとともに俊さんは新しい試みを重ね、その音楽も変化しています。CDというのは写真と同じように、瞬間瞬間を切り取ったものです。僕は『四丁目の犬』が廃盤になっていると聞いて、2000年の酒井俊を切り取ったこのアルバムを、是非再リリースさせて欲しいとお願いしました。そして今回ジャケットを新たに皆さんに聴いていただけるようになったことを大変嬉しく思います。
 岡 淳
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『四丁目の犬』MH-1115 モックヒルレコード ¥2,100(税込み定価) 7/14(日)発売!!

   


2013年6月14日金曜日

サキソフォビア&ドリームキッズの新作CD、『パレード』が発売になります。 大好評をいただいた、第一弾の『世界中のこどもたちが』から3年あまり、当時4年生だった最年長の子が中学1年生となり(録音時)、小学校高学年のこどもたちがメインとなって、ちょっぴりおとなになった声を聴かせてくれます。新しく入った小さいこどもたちも、かわいい声で元気いっぱいに歌っています。もちろんドリームキッズの持ち味である、「素直でまっすぐな声」は前作と変わりません。サキソフォビアのおじさんたちはといえば、当たり前ですがそれぞれ3歳ずつ年を重ねましたが、前作と同様こどもたちにしっかり向き合い、手抜きも手加減も無い音を出しています。録音は前作同様、岩手県一関市千厩町の「角蔵ホール」。米蔵だった建物の、木と土壁の柔らかな響きが収録されています。21人のこどもたちと、サキソフォビアの4人が、この蔵の中に「ギュ」っと集まり、「せーの!」で音を出す一発録り。あとからの修正や編集等一切できない、ガチンコ勝負です。サキソフォビアとこどもたちの「今」をとらえた、リアリティー溢れる力強い作品となりました。 収録された曲は前作同様、「新沢としひこー中川ひろたか」ゴールデン・コンビによる楽曲の他、鈴木翼、大友剛の曲も収録されています。
全国CDショップやamazon等での発売は6/30(日)ですが、モックヒルレコードのオンライン・ショップでは本日より先行発売を開始いたしました。みなさん、是非お聴きください!
サキソフォビア&ドリームキッズ
『パレード』(MOCK HILL RECORDS) MH-1117 定価¥1,500(税込)

2013年4月11日木曜日

『ライブアット角蔵ホール』入荷しました。

『LIVE AT KAKUZO HALL』岡 淳カルテット、販売を開始しました。 「ジャズフォー東北」の活動の一環として岩手県千厩町で行われたライブ演奏を 往年のカセットデッキの名器、SONY”デンスケ”で録音しました。 臨場感と温もり溢れる音を是非お楽しみください。

2013年1月23日水曜日

近況

更新を怠っていてすみません。本年もよろしくお願いします。
現在3つほどのプロジェクトを同時進行中です。
一つは日本が誇る歌い手、酒井俊さんの2001年のアルバム「四丁目の犬」の再発です。永らく廃盤になっていたのをモックヒルからジャケットを新たに再発ということになりました。名盤です。
二つ目は私( 岡 淳)のアルバムです。昨年10月岩手県千厩町の「角蔵ホール」でのジャズフォー東北のライブを、カセットで録音していたのがなんだかすごく良かったので、「モックヒル・レコード・オフィシャル・ブートレグ・シリーズ第一弾」としてCDにすることにしました。メンバーは森下滋p、高瀬裕b、江藤良人dsという素敵な顔ぶれです。SONYの「デンスケ」という70年代のカセットデッキの名器で、ワンポイントマイクで録音した生々しい臨場感たっぷりのサウンドです。
3つ目は、サキソフォビア&ドリームキッズの第二弾アルバムです。来月サキソフォビア東北ツアーのあと、キッズの地元を訪れて録音します。現在アレンジ等の準備をしています。前作「世界中のこどもたちが」から3年、大きくなったキッズや新しいキッズとのガチンコなコラボレーションをメンバー一同楽しみにしています。

2012年1月15日日曜日

ちみん「住処」発売!



モックヒル・レコードの最新作は、シンガー・ソングライターちみんの「住処」。全9曲がちみん作詞作曲のオリジナル・アルバム。ちみんの紡ぎ出す言葉たちとメロディーが、バンドによる生の演奏とともに心地よく響く、素敵なアルバムです。プロデュースとアレンジは井上juju博之(サキソフォビア、ネタンダーズ)。バックをつとめるのは野本晴美(p)、和泉聡志(g)、小泉P克人(b)、岡部洋一(perc)など素晴らしい手練ればかり。

さらに特筆すべきは、井上juju博之のアレンジ、プロデュース手腕。不要な音は時にバッサリと潔くカットし必要最小限の要素のみを残していく手法で、ちみんの声や他の楽器の音の「聴きどころ」がスッキリと聴こえる形にしていった。いのちゃん、いい仕事したね!!

発売は2/5ですが本日(1/15)よりちみんのライブ会場及びモックヒルレコード・オンラインショップにて先行発売を開始します。

2011年10月7日金曜日

ジャズフォー東北




モックヒル・レコードから新しいアルバムが発売になりました。
タイトルは『JAZZ FOR TOHOKU』。
震災で大切なものを失った方々や、被害に苦しむ方、復興にむけて頑張っている方々に生の音楽で少しでも役に立てたら、
というジャズ・ミュージシャンの気持ちが結集しました。
東北を中心とした被災地にジャズの生演奏を届けようというプロジェクト『ジャズ・フォー東北』 は、2011年6月から、
継続的に被災地でのライブを行っています。その活動資金を作る為に、今回は総勢9名のミュージシャンがボランティアで
演奏に参加し、ガーシュインやジェローム・カーンの名曲、そして日本の歌まで様々な曲を様々な組み合わせで演奏しています。
「とるものもとりあえず」という形で集まったのが逆に功を奏し、「一期一会」というジャズの本質が素直に表れた好演となりました。
このCDの収益は全て『ジャズ・フォー東北』の活動資金になります。
ジャズ・フォー東北オフィシャル・サイト

当レーベルオンラインショップで販売をしています。
もしくはライブ会場等で参加メンバーから直接購入して下さい。

「JAZZ FOR TOHOKU」MH-1112 税抜定価¥2,000
収録曲:
1. THEY CAN’T TAKE THAT AWAY FROM ME (G. Gershwin)
2. SUMMERTIME (G. Gershwin)
3. MY FOOLISH HEART (V. Young)
4. ALL THE THINGS YOU ARE (J. Kern)
5. FASCINATING RHYTHM (G. Gershwin)
6. FURUSATO (Traditional)
7. BUT NOT FOR ME (G. Gershwin)
8. DANNY BOY (Traditional)
9. TEA FOR TWO (V. Youmans)
10. I GOT RHYTHM (G. Gershwin)

参加メンバー:
岡 淳、森田 修史、浜崎 航 : tenor sax
小山 道之、布川 俊樹: guitar
高瀬 裕、俵山 昌之: bass
広瀬 潤次、久米 雅之: drums